会社員だって旅に出たいのです
どんなに忙しくても、少しだけ他の土地の空気を吸いたい。
これは僕の身体にしみついた自然な欲求です。
このブログでは、週末を利用した弾丸とも言える旅の様子を中心に公開しながら、
時間がなくても短時間でもきっと楽しく、思い出に残る旅ができる。
そんな思いをいろいろな人と共有できればと思います。
勤め人歴20年、自分にしかできない旅がある
運よく海外駐在員に抜擢されたのは、会社員になってもう15年たってからのことです。
とうとう待ちに待ったチャンスが訪れました。行先はメキシコ。
実は僕は学生の頃にメキシコで2年間スペイン語の語学留学をしていました。
いつかそこで学んだ言葉が誰かの役に立つ。というか、そんな素敵な仕事があると信じてやまなかった20代の頃。
でも現実はそんなに甘くなかったのです。
日本にいて、僕が拙い検索技術で見つけたのは、中古車販売の会社。
とりわけメカに弱い僕には、中南米で日本の中古車を売りさばく華麗な国際セールスマンになるという自分の姿はイメージできなかったのです。
そして日本が主戦場の2つの会社に勤めて、とうとう駐在員の可能性があるメーカーに転職。
初めて僕の語学力に興味を持ってくれる会社に就職することができました。
長期休暇はいりません。3泊の旅行で楽しめる。
自己紹介をしていると退屈させてしまうので、このブログの本題へ。
実はかねがね、旅行記を出版したいという思いがありました。
で、いろいろと調べてみると、こんなことが分かりました。
1.旅行記のコンクールはほとんど募集がない
2.自費出版の会社は原稿募集しているが、結局自腹出版になる
3.旅行記投稿サイトはあるが、ノウハウ、情報共有的なものが多い
そんなわけで、無料で自分の文章を誰かに見てもらうなら、と編集を生業にしている大学時代の先輩Mさんに聞いたら、
Mさん「ブログで公開すればいいんだよ」
僕 「全部公開しちゃうわけですか」
Mさん「全部出して、それから出版につながるケースも結構あるよ」
僕 「そんなもんですか・・・」
Mさん「でね、実は本で全く同じ内容でも、ブログとはまったくべつものになるから」
そんなやりとりをたまたま居酒屋でして、今に至るというわけです。
僕の旅行記は長いです
次回からメキシコで国内旅行をした際の旅行記を連載していきます!
日本から来た人にメキシコで知っていることを聞くと出てくるのは、
タコス (小麦粉の皮で巻いたお肉料理)
テキーラ(罰ゲーム用お酒)
コロナ (おしゃれなバーで出るビール)
ぐらいでしょうか。
もちろん、もともと興味があっていろいろ調べている人はものすごく詳しいですが。
僕はメキシコにすでに10年以上住んでいるので、いろいろなところに出向いています。
なので、ここではそんな僕が楽しかった、刺激を受けた旅先での経験を公開します。
メキシコの南東部チアパス州のとある牧場に行ったときの話から次回スタートします。
長いですが、お付き合いください。